高山求(写真家)
2009年 06月 12日
大切にしている言葉:No Rain No Rainbow ! 雨が降らなきゃ虹は出ない!
グラフィックデザイナーから写真家へ!
もともと写真は趣味。グラフィックの仕事をしている時に、使いたい写真がないと自分で撮ったりしていて、28歳くらいの時にカメラを持ってアメリカ放浪の旅に出たんです。その時に写真にはまった!ジャズが好きでニューヨークでしばらくミュージシャンを撮ったり、その頃は“過激”なものばかり追いかけていた・・・。
ハワイでのんびり旅の疲れをとって!
当時はホノルルでトランジットすることになっていて、100ドル払うとワイキキまで行けた。だからいつも帰りは2,3泊してのんびり。ハワイは最初そういう場所だったんです。それが家族を持って歳を重ねていくうちに“いろんな南の島に行ったけど、ハワイが一番いいな”と感じるようになった。そんな人生のタイミングが本当のハワイとの出会い。そのうち“自然光のハワイ”しか撮らなくなっていったんです。
ハワイに呼ばれている!
被写体には一切手を加えない、自然光でしか撮らない。すべてのハワイの美しいものに呼ばれていると思うから、その瞬間を丁寧に写し撮る。海、山、空、雲、草花、、、。写される対象と写す者の間に生まれるハーモニー。高山求のハワイには愛がある。
-美しい陰影の世界-
早起きするために夜は8時くらいに寝る。まだ暗いうちに起き出して、空が明るくなってくる頃に撮る。曇っていても晴れていても素晴らしい光景が出現して、信じられない驚きの世界が現れる。もう大声をあげながら撮るんです。ウォ〜、って唸りながら。
輝く風 『 LINNO MAKANI 』 (リノマカニ) -Bright Breeze-
目に見える驚きを写真におさめて皆さんに観ていただきたい。スピリチャルなハワイを撮ると云われるけれど、自然光でしか撮らないから太陽の波動が写真におさめられているのかもしれないね。
-大切にしている言葉- 小錦さんの歌にNO RAIN NO RAINBOWって曲があるんです。苦労してもいつかは虹が出て晴れる日が来る。お日様が照らなければ虹もでない。僕の写真も太陽が出ないと撮れないから「No Rain No Rainbow (with Sunshain !)
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「ホラ、今よ!撮りなさい!」と云っている、高山さんもハワイを愛していると思うけれど、ハワイも高山さんを愛している、そんなことを感じる写真ばかり。実は、高山さんは富士市の出身。今年9月21日(月)から24日(木)まで、富士市のロゼシアターで写真展が開催されます。ぜひお出かけくださいね。
スケジュールはこちら。
Stairway to the Stars/Dexter Gordon
14歳でジャズに出逢って最初に買ったDexter Gordon、その中で好きな曲。
Moon Blue/Stevie Wonder 大好きなアーティスト、スティーヴィー・ワンダー!
Wonderful World/ Israel Kamakamakawiwo'ole ハワイでは今も絶大な人気!
他にもたくさんの曲を残しています。
by crossroadmidori | 2009-06-12 07:12 | 2009.06.12〈高山求〉