江原啓之/スピリチュアル・カウンセラー
2009年 09月 25日
今週も、江原啓之さんをゲストにお招きしました。
今週は今の日本に対するメッセージもたくさんいただきました!
12才からの一人暮らし。音楽に救われました。
これまでの人生で一番つらかったのは両親を亡くしたこと。年の離れた姉はすでに嫁いでいたので、12才のときから一人暮らしをはじめました。食事ももちろん自分で作った。一人で考える時間がたくさんありました。そんな自分の心を救ってくれたのが音楽。少年時代はフォークに夢中で、学園祭でギターを弾いていました。
母が亡くなってから、家庭裁判所で今後の暮らしについて話し合う機会がありました。その時、姉がイルカさんのコンサートのチケットをプレゼントしてくれました。小学生の頃からイルカさんの大ファン。慰めようとしてくれる姉の心遣いがうれしかった。そのときのコンサートは、休業していたイルカさんのカムバック・リサイタル。イルカさんとのご縁がはじまりました・・・。
なごり雪イルカ
大人になって、あるラジオ番組ではじめて会って以来、家族ぐるみのお付き合いが続いています。妻はイルカさんの知り合い。「イルカさんは仲人のようなもの。仲人といえば親も同然。全てはイルカさんのおっしゃるとおりにさせていただきます。」
心を養い、もっと大人にならなければいけない。「目に見えないものへの敬いを大切にして欲しい」。昔から「罰が当たる」「ご先祖さまが見ている」「お天道様が見ている」と言われてきました。そのように思える人は不正もしないし、恥ずかしい生き方をしないものです。
音楽は目に見えないもの。だから多くのミュージシャンが賛同してくれる。すぐ物にすがりついて開運したいというような、子どもっぽい人が大勢います。もっと大人にならなければいけない。今この国は絶対に心がなくなってきています。
最近はお葬式をしないで「直葬」というのが多くなっているという。お墓に埋葬せずに家にお骨を置いている人も増えている。そのようなことをしていると、命を大切にする子どもがいなくなってしまう。今はおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなるときでも、子どもを病室に入れない人が増えています。子どもをお葬式に連れて行かない人もいます。
人の命はいつか終わるもの。おじいちゃんやおばあちゃんと最後のお別れという瞬間が心の子どもを育むのに、命の大切さを見ていない子ども達が増えていることがとても残念です。
「サイレントイヴ」辛島美登里
辛島美登里さんとは、
作曲家の渡辺俊幸先生を通じてのお友達。
辛島さんは、筋道をとおすとても男前の方。
詩が繊細で今、是非皆さんに聞いてほしい。
コミュニケーションをとれない人が増えている。「切れる」子どもはボキャブラリーが少ない。自分の気持ちを上手く言葉で相手に伝えられないから、もういいや、ということになる。家庭内でさえコミュニケーションができていないのだから、外に出てコミュニケーションがとれるはずがないのです。
日本には昔から言葉=言霊(ことだま)、音楽=音霊(おとだま)という言葉がある。言葉や音楽にはたましいがこもっています。よく「江原さんが言っていることは、昔、おじいちゃんやおばあちゃんが教えてくれたことですよね」と言われます。昔、おじいちゃんやおばあちゃんが伝えてくれたことを、みんなに伝えることが私の大きな役目だと思っています。
「幸せの見つけ方」江原啓之
年末に発売予定の新しい曲。先週ミックスが終わったばかり。
この番組をお聴きの皆様だけが、今日初めてこの曲を聴くことになりました。
年末のイベント
「スピリチュアル・ギフト」
12月10日、11日 18時30分〜
代々木競技場第一体育館
イギリスではいろいろなことを感じたとき、メッセージを受け取ったとき、「スピリチュアル・ギフトが来た」という言い方をします。このイベントで、今、どう生きるべきなのかを感じて欲しい。だから副題は「幸せの見つけ方」
第3回「大晦日カウントダウン」 大阪城ホール21時開演
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337
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これからの活動は、「婦人公論」への連載や、2つの大学で客員講師、
ホスピス活動、音楽活動と、とても多忙な江原さんは、
「淡々とやるだけ。世の幸せのために。」と語られました。
番組をお聴きの皆様へのメッセージ
思いやり、良心を忘れないでください。
by crossroadmidori | 2009-09-25 12:38 | 2009.09.25〈江原啓之〉