カテゴリ:2009.10.30(加藤末起子)( 1 )   

加藤末起子さん(アニメーター)   

今週のゲストは、静岡市出身のアニメーター、加藤末起子さん。最初はとっても緊張されていましたが、地元のお話しでとても盛り上がりました。とにかく明るい笑い声が印象的な加藤さんです。
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加藤さんが所属する「白組」は、コマーシャル、映画、ゲームムービーなどの映像を作っている会社。映画の「Always-三丁目の夕日」「Ballad-名もなき恋のうた」などの山崎貴監督が所属していることでも有名です。

「白組」の作品はこちらからどうぞ。>>>http://www.shirogumi.co.jp/?news

その中で加藤さんは
主に手書きのアニメーションを担当。

アニメーションはすごく膨大な作業。アニメには、1秒に30枚の絵が入っているので、15秒のコマーシャルを全部アニメで作ると、450枚の絵が必要。日本のアニメは世界的に高く評価されていて、何か楽しそうな世界に見えますが、とても手間暇がかかる大変な仕事です。静岡市出身で静岡高校から美大へ進学。高校1年の時から美大に行きたいなぁと思い、デッサンなどの基礎を学んだ。一つやりたいことがあったら、それを中心にいろいろなことをやってみたいと思うタイプ。だから高校時代は、美術部ではなく演劇部に入っていた。アニメーションに興味を持ち始めたのは大学に入ってから。飽きっぽい私が15年も続けてこられたのは、アニメと歯磨きくらい。そのアニメを仕事にできていることは幸せだと思う。

f0207537_13411349.jpg悲しみの果て♪:エレファント・カシマシ
アルバム「ココロに花を」

本当に仕事で辛いときに聴く曲。この曲を聴いて、「辛いんだ」ということを認識する。そして頭を真っ白にして、元気を出して仕事をする。



「アニメをやりたい!」と社長にアピール。

「白組」に入社してから、社長に「アニメをやりたい!」とアピールを続けた。そのかいあってアニメーターに。徐々に仕事を覚えて、ものすごく仕事の量も増えてきた。そのおかげでようやく「仕事ができる」ようになってきた気がする。

f0207537_13493679.jpgムスターファ♪:Queen
アルバム「JAZZ」






2児の母だけど、「夜はいない」のがルール。

ご主人は空間で表現する現代美術のアーティスト。お互いに自分の好きなことを勝手にやっているタイプの夫婦。5才と1才の母親でもある。アニメーターは時間的にハードな仕事なので、子どもができてからは「朝は絶対に家にいる。でも夜はいない」という自分なりのルールを作った。帰りはどんなに早くても夜8時にしか帰れない。それも年に1度か2度。夜、家にいないことは、子どもが生まれたときからなので、子どもも夜は母親がいないものだと思っている。夜の担当は夫。夕飯もご主人が作って食べさせてくれる。

f0207537_13561835.jpgジャスト・ダンス♪:レディー・ガガ







「将来は、洋服を作る人になりたい」

5才の息子に、「お母さん大きくなったら何になりたいの?」とよく聞かれる。それで、最近一生懸命考えて「洋服作る人になりたいな」と思うようになった。子育てが一段落したら、洋服の勉強をしようと思っている。デザイン、縫製、パターンなど、自分で作れたら楽しそう。とにかく一から作ることが大好き。

アニメーターを目指す人に

あきらめないこと。あきらめたらそこで終わってしまう。会社で何かやりたいことがあったら、社内でやりたいと言い続けること。それから、言っているだけではダメなので、努力も必要。

大切にしている言葉
チャンスは一回


☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆


5才の子どもにいつも言っている言葉。子どもはあとから「あれをやりたかった」と言いがち。「チャンスは一回」と思えば、その一度のチャンスを大切にするようになる。飽きっぽい私だけど、一回のチャンスに集中してきたと思う。
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by crossroadmidori | 2009-10-30 18:00 | 2009.10.30(加藤末起子)