カテゴリ:2010.01.15(金井美稚子)( 1 )   

金井美稚子さん(フードエディター)   

今週のゲストは、フードエディターの金井美稚子さんです。「家庭画報」「レタスクラブ」の編集をはじめ、月刊誌「WaSaBi」の創刊、「料理王国」の編集長を担当されてきた、“食”のスペシャリストでいらっしゃいます。
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金井さんがプロデュースされた書籍が、昨年末に2冊発売されました。

f0207537_14504059.jpg一冊は「KIHACHI旬レシピ 高知の四季を料理する」。高知県を隅から隅まで歩き回って探した食材を紹介。そして、その食材を熊谷喜八さんがどう料理するか?オリジナルレシピを写真付きで紹介している一冊。伊勢海老よりも貴重な“もんぱ海老”など、珍しい食材も登場します。こちらはシリーズとなっていて、前回の青森県に引き続き、高知県が2冊目。全ての県を回る予定とのことですので、いずれ静岡県の回も!わさび、お茶、桜海老・・・どんなものが取り上げられるのか、楽しみですね。

f0207537_14522632.jpgそして2冊目が、「ビオファームまつきの ビオスのテーブルから」。三ツ星で有名な東京・恵比寿の「タイユヴァン・ロブション」の給仕長をなさっていた松木一浩さんが、9年程前に富士山麓の静岡県芝川町に作られた有機農園“ビオファーム”。そこで採れた野菜を皆さんに美味しく食べてほしい、との思いで、昨年12月フレンチレストラン「ビオス」をオープンされたそうです。そのレシピが紹介されている一冊。

この2冊だけでも、金井さんが取材のために各地を飛び回っていることが分かります。そんな金井さんの食材探訪の旅のお話が読めるのが「LOVE BODY LOVE EARTH」というWebサイト。健康的で地球に優しい暮らしに関心のある女性に向けて、昨年7月に立ち上がったブログ形式のコミニュティサイト。金井さんの食に関するブログをはじめ、ヨガやマクロビオティックの話題など、自分らしい生き方を探している人へのヒントが満載のサイトです。
そして、もう一つ、見るだけで幸せになってしまうようなスイーツの写真や話題がいっぱいの「SUPER SWEETS」。目まぐるしく新しいものがどんどん登場するスイーツの世界。そんな話題のスイーツをいち早く紹介してくれるWebサイトで、金井さんは編集長をされています。


f0207537_10194859.jpg♪「I JUST CAN’T STOP LOVING YOU」 マイケル・ジャクソン
「マイケル・ジャクソンの日本公演のチケットを販売する電話のオペレーターをやったことがあるんです。編集をやっていた会社の中で、チケットを売っていたので、臨時に借り出されて(笑)。
昨年亡くなったのが本当にショック。この曲は、気持ちが落ちている時も元気が出る、優しい曲。昔からずーっと車の中で聴いています。」


恐らく皆さんよりは食べているかも(笑)
元々は別の仕事をされていた金井さん。しかしある時、女性の活躍の場ではないな、と感じ、もっと自分が活躍できるところを探して、見つけたのが編集のお仕事。“食”の分野の部署に配属されたのは偶然だったけれど、そこから食にどんどん興味をお持ちになり、食の深さや素晴らしさが分かってきたそうです。
私達素人から見ると、こういうお仕事はいろんなものを実際に食べていらっしゃるイメージですが・・・「フードライターさんは、食べて書いて、食べて書いてっていう方が多いですよね。私はエディターなので、そこまでではないけれど、でも食べてることは食べてると思います(笑)」。ちょっと羨ましい・・・?!そんな金井さんのお気に入りのお店は、東京・白金にあるフレンチレストラン「カンテサンス」。日本料理もお好きで、京都にも通われるそう。京都というと、知らないと入れないみたいな感じがあるんですけども・・・「私はどこでも構えずに、気軽に入っていいと思います。楽しんで、美味しいものを美味しいって言えば心も通じると思うし。


f0207537_10231281.jpg♪「Loving Youミニー・リパートン
鳥のさえずりのような、清清しい気持ちになれる曲。「でも、実はせつない思い出で(笑)。若い時にすごく憧れていた方がこの曲が好きで、それでこれを聴くようになったんですけれど。とてもこの曲が爽やかなだけに、余計にせつないかな・・・」




生産者が大切に育てたものを、どんどん紹介していきたい。
「美味しいものをもちろん食べたいと思うんですけれど、その美味しい料理は一体どういうものを使っているか、食材はどこでどんな人が作っているか、というのを知りたくなる。何年もそういうことを目的に、いろんな旅をしている感じですね。今、日本の農家さんはすごく苦労なさっているし、一生懸命汗水流して作ってらっしゃる。大事に大事に作っているからこそ、美味しさにつながっているんです。料理人の方がどうやってそれを生かして料理にするか、っていうのは非常に大切だと私は思っています。」
そんな金井さんのこれからやっていきたいことは?「日本には、まだあちこちにいいものを作っている生産者の方がいます。それを東京に持ってきて、多くの皆さんに知っていただいて、作ることの励みになるような仕事をしたいな、と思っているんです。地産地消もいいですけど、もっと数多く食べていただくことで、作る側がもっと豊かになれると思っているので。」 


f0207537_10285616.jpg♪「It's Impossibleペリー・コモ
「最後に来日されたときの公演を聴きに行った。『歌うってこういうことなのかな』って思うくらい、呼吸をするというか、息をするようにサラっと歌っているのに声量があって・・・80歳を過ぎてこの声を出して、そんなにあったかい空気にするっていいなって。私もそういう歳のとり方が出来たらいいな、ってその時思ったんですよね。」



大切にしている言葉 “いつでも一生懸命
「何でも一生懸命やると、皆さんに分かってもらえるって思ってます。何でも全力投球!」

☆☆☆     ☆☆☆     ☆☆☆

食材の生産者の方達もクリエイター。売れるものばかりでなく、自分の作りたいものを作って成り立っていく、そんなふうになれるといいですよね。そして私達も、お店や食べ物が有名かどうかではなくて、もっともっと食に対して、知識も想像力も沸き立てていきたいですね!
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by crossroadmidori | 2010-01-15 20:39 | 2010.01.15(金井美稚子)