カテゴリ:2010.02.26(山村レイコ)( 1 )   

山村レイコさん(エッセイスト)   

今週のゲストは、山村レイコさん。静岡の方には、TV番組「エンジョイDIY」でおなじみの山村さんですが、どうご紹介していいやら、というほどの沢山の活動をされています。ご自身のHPでのプロフィールから紹介させていただきますと、エッセイスト、元国際ラリースト、農民(!)、自然回帰型生活びと(!!)等々。どんなお話が飛び出すのか楽しみです。
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自然回帰型生活びと?!
山村さんのお住まいは富士山麓の朝霧高原。酪農をなさったりしながら、自然と仲良く暮らしていらっしゃいます。「14年前にあちこち探して辿りついた所が朝霧高原。標高920mの寒いところだけど、景色がスコーンって見えて、本当に気持ちが良いんですよ。黄金色に輝く海に、伊豆の先端まで見えたり。自然がとにかく私の人生のテーマですね。」 そんな自然の中で一緒に暮らす家族は、山羊5頭とポニー1頭、猫2匹、ワンちゃん3匹、鶏5羽。実は、私も山羊と一緒に暮らすのが夢なのです・・・うらやましい限り!「いいですよ~ヤギちゃん。もうね、ずっと笑ってるんです。性格も良いし、お乳もくれるし。他の動物がいろいろいる中で、ヤギがいるからまとまっている感じがあるんです。鶏も幸せだし、馬もすごく元気になっちゃったし。いろんな種類が少しずついっぱいいるのが、平和なんだな、ってのが分かった。人間と同じなのよ(笑)私は学ぶんですよね。人間ってやっぱり、自分もそうだけど、物を持ち過ぎちゃったりとか、人のことを気にしたり、いろんなことで自分自身じゃなくなってくるようなところってあるじゃないですか。でも、山羊を見ていると、あの薄い毛皮だけで生きていて、しかも幸せそうにね(笑)口喧嘩とかもしてるんですけど、それもすぐ直っちゃう。もうシンプルそのものなんですよ。

f0207537_2341166.jpg♪「私を泣かせてください(Lascia ch'io pianga)」サラ・ブライトマン
「私の夢の一個はね、みんな絶対ゲラゲラ笑うんですけど、カラオケもすごく下手なんですけど、歌が大好きで『いつか歌習いたーい』とか思って。本当に『お前ほど下手なやつは見たことない』って言われるんだけど(笑)」




とにかく長く。同じ道はないから。
朝霧ではカフェもやっていらして、山村さんご本人が鶏の卵で作ってくださったキッシュや焼きたてパンなどが頂けるそうです。目指しているのは“とにかく根付いた食”。自然を愛する山村さんらしいテーマです。「うちはサラリーマンだったんですけど、住んでいたところが大自然の中だったんですよ。長崎の対馬だったり、北海道の大平原の中だったり。そういうところを回っていたので、自然が無いことはもうありえなかったんですよね。20歳くらいで東京に居た頃は『都会もいいな』なんて思っていたんですけど、ラリーがまた自然を教えてくれたんだと思うんです。」 ラリーと言えば、パリダカール・ラリーにも何度も出場されている山村さん。「ラリーがまた面白くてね、私の性格にピッタリなんですよ。とにかく長い(笑) 毎日ずーっと一日中走っているわけですよね。過酷ですよ、ミスコースもするし、転ぶし、壊れるし。でも、それを毎日20日間くらい続けて、それでも足りないくらいの感じなんです。まだ折り返させて、みたいな(笑) とにかく短いものよりは長いものが好き。同じ道がなかなか無いしね。人生と同じで、同じ事やっているけど、同じ時って一回もないわけじゃない?それが面白くって。

f0207537_23422842.jpg♪「絲綢之路喜多郎
「18歳でバイクで日本一周をしたときに、ずっと自分の中に流れていた曲なんです。この曲で感じるのってやっぱり宇宙ですよね。自分だけの人生じゃなくて、ずっと前後に繋がってる人生とか、もっともっと大きな存在の中で自分が今走っているんだなぁって。そんなことを思いながらバルン、バルーンと走ってたんですよね。」



今の歳になったからこそやりたい
仕事も趣味も常に全力、パワフルに夢を実現してきた山村さんですが、まだまだ夢はいっぱい!8月にモンゴルで開催されるラリーに誘われて、ナビゲーターで出ることが決まったそうです。ラリーは2000年以来で、初心者に戻っていろいろ一から学んでいくのが楽しみとか。「モンゴルもずっと行きたかったんだけど、いつ、どこの大地に行けるか、というタイミングは、私は何か大きな力がくれると思うので、行かない?って言われて『行く行く!』って軽いノリで(笑)」 もう一つの挑戦は “トレールランニング”。 シンプルに山を走るアドベンチャーレースで、それのパリダカール・ラリーに匹敵するような、モンブランをぐるりと166km、2日間くらいかけて走りっぱなし、というレースに出たいと思っているそうです。出場権を得るためには、日本で100km、50km走るようなものを4つ完走しないといけないので、毎日走って鍛えているそう。「52歳になったから何か諦めるんじゃなくて、52歳になったからやりたいって思ったことだったんです。その時その時で目標も、やり方も違うしね。むしろ、数年前、10年前よりも、今の方が自分が自分を好きなんですよね、実は。こんなに頑張っているんだから、体をよしよしってやってあげるような気持ちでね。

f0207537_23432984.jpg♪「イマジンジョンレノン
「もう人生のテーマですよね。こういう気持ちでラリーもやりたいし、旅もしたいし、生活もしたい。ジョンレノン、ずっと小さいときからファンだったんです。この人がいてくれてよかったな、って思いますよね。これからだって、自分の生活も生き方もどんどん私は変えていこうと思うんですよ。今までの生活が当たり前と思わないで、出来なかったことにもどんどん挑戦していこう、と思う。そのときのヒントがやっぱりこの『イマジン』なのかなって。」

越えられない壁はない
お話しているだけでこちらまですごい元気を貰っちゃう、パワフルな山村さん。そのパワーの源は?「“不思議なこと”かな。キラキラ光るようなことが大好きでね。ワンちゃんと一緒に毎日散歩をするんですけど、本当にもう毎日『わぁ、なに?!この綺麗なの~!』っていう感動があって。太陽に照らされてキラキラ光る雪の影もそうだし、夕日もそうだし。砂漠走っていても、やっぱりこの世で一番すごいのは光なんだな、って感じましたね。太陽の光が全てを映し出すっていうか、そういう不思議さがいいな、って思うんですよね。」 そんなトキメキを忘れない山村さんから、人生のクロスロードを迎えているリスナーの方へのメッセージも頂きました。「やっぱり『ありがとう』じゃないかな?私はラリーで覚えたんだけど、何が来ても『来た来た!よっしゃー!』って思うんですよ。真正面向いて、やっていこうって思うと、笑って越えられるんですよ。倒れた時にも『このことが何を教えてくれるんだろうな?』って。だから拍手で迎えるっていうのはね、結構やってますよ。

☆☆☆     ☆☆☆     ☆☆☆

与えられたものは絶対に越えられるもの。与えられた機会に感謝する。山村さんとお話していると、いろいろな機会や生きていること自体を、自然や大きな力から貰っている、そんな喜びみたいなものを感じました058.gif
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by crossroadmidori | 2010-02-26 23:56 | 2010.02.26(山村レイコ)