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永井宏(美術家)   

永井宏(ながいひろし)/大切にしている言葉 “夢をみること”

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70年代。写真の学校を出て、写真家になろうと思っていたけれど、それだけじゃ嫌だと思って、現代美術の世界で創作活動をしていた。でもそれじゃあ食べていけない。そんな時に雑誌「ブルータス」が創刊されて、ちょっと顔を出したらそのままズルズルと(編集者として)長く居ることになって・・・・。そう語り出した永井さん。
 
         仕事をやめて海辺の町へ

80年代バブルの頃、東京がどんどん変わって行った。育った町も、暮らしていた町も。居場所がなくなった。でも湘南の逗子や葉山には、子供の頃の時間の流れがあった。もともとサーフィンをやっていたし、ここなら落ち着いて暮らせるなあ。

         葉山で開いたサンライト・ギャラリー

      芸術ってなんなんだろう? 芸術って何の役に立つのだろう? 
      その疑問がいつも頭にあって、ずっとその答えを求めていた。


f0207537_4175021.jpg普通の生活の中にある芸術!こういうことをすると生活に影響がある。暮らし方が変わって行くんだ。“暮らしそのものがひとつの表現になるんだ” それを提案し証明するギャラリー。人が集まる場所は、環境や地域に影響を与えていく。そこから生まれるものがある。何が伝えられるのか。そういう作業をする空間がカフェやギャラリーなんだ。

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集まってくる人たちはなんとなく気持ちが似ている。生き方が似ている。でも寄り添うのではなく、それぞれが刺激しあいながら活動していく。サンライトギャラリーにも自然に人が集い、そこで新しいものが生まれ育ち巣立って行った。。。

そして生まれたのが、「ロマンティックに生きようと決めた理由」、今も人気のカフェのオーナーやクリエーターたち、“ロマンティックに生きようと決めた”人たち“ の本。

             
    人は誰でもモノを創ることができる!

人間は誰でも何かをイメージすることができて、それを具現化することができる。専門家でなくても写真はとれるし、絵は描けるし、文章はかける。普段の暮らしの中で自分が見つめているもの。自分のイメージを歓喜させるもの。それはいったい何なのだろう、どういうことなんだろうと思ってそれを表現する。その手段は誰でも持っているんだ。

     「ほおっておいた植木鉢を見たら、ちいさいきのこがひとつはえていた。
      嬉しくなって部屋に飾ったけど、3日目にくたっとなった。」
小山千夏

都内、そして関西でも詩の朗読会やワークショップを主宰している。大阪では小さな本屋さんで詩を読む。東京は大きすぎて人の繋がりが出来にくいけれど、大阪や京都、神戸のような街はまだ横のつながりがあっておもしろい。ワークショップは、文章を書くことで、表現するということはどういうことかを試みる場。詩をつくり、そして音楽をつくる仲間が集まって発表する。下手でも自分の表現として成立していればよい。


         自分の記憶の中にあるもの

f0207537_4462824.jpg詩にするということ。文章を書くということ。
それは自分が何を見ているのかを確認する作業。自分の記憶の中にあるものはいったい何であるのか、それを取り出す作業。家から駅までの間、ぼんやり歩いていても何かをみている。自分なりの見方がある。同じ道を歩いている100人それぞれに見え方が違う。普段の生活の中で自分が何を見ているのか、何に気がついているのか、何を感じようとしているのか。
書くということはそれに気がついていく作業。


       大切にしている言葉。
       “夢を見ること”
       自分が遠くの方を見つめられるかどうか。
       今、目の前にあるものに自分なりの夢を見られるのか?

             

音楽は聞かなくてはいけないものだから、いろいろ聞いています。音楽は生活の(身体の)一部。“聞かなくてはいけないもの”最近はバンジョーの練習をしている。

“ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは永遠のアイドル、これは外せないね。チェロを弾きながら歌うベン・ソーリーはアビゲール・ウォッシュバーンが創ったスパロー・カルティットのメンバーで、これは彼のソロアルバム。デミアン・ライスはアイルランドの優れたシンガーソングライター。元のガールフレンドと一緒に活動してるんだ”
 

      060.gifAdd Some Music To Your Day/Tne Beach Boys
      060.gifIt's Not Impossible/Ben Sollee
      060.gifOlder Chests/Damien Rice


        ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ 

f0207537_3485555.jpg「仕事ばっかりしてるんじゃない?遊んでる?」、友人から「ロマンティックに生きようと決めた理由」を渡されました。これは“狭い部屋の中で読むものじゃない”。そう感じて、私は美術館の裏山でその本を開きました。まわりでお弁当を広げる人たちの「外で食べると美味しいね。」の声に、「そうだね。」と頷いた自分が、少しだけ優しくなれたような気がしました。それが永井さんとの出会いでした。

実際にお会いしてお話しを聞きながら、永井さんが“普段の暮らしに注ぐあたたかい眼差し”を感じました。“アートは誰でもできる。特別なことじゃない。自分でやろうと思うかどうかなんだ。視点をどこに向けるのかで、日々の暮らしはこんなに変わるのだということを、永井さんは教えてくれました。
       

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by crossroadmidori | 2009-04-24 05:01 | 2009.04.24〈永井宏〉

鳥居礼(日本画家)/「ホツマツタヱ」の研究家   

鳥居礼(とりい・れい)/大切にしている言葉 “和わす”(やわす)
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     魂の奥から沸き起こった“日本の美を描きたい”という強い衝動!

日本画家という道に辿り着いたのは、父が奈良県吉野の古い土地の生まれであったこと。自分が育った東京都文京区が、寺社や骨董屋の多い土地柄だったこと。上野の国立博物館にも近く、そこで大和絵の明るさに魅了されたこと。そういうことが深く関わっていると思う、と鳥居さんは語られました。

 f0207537_1112376.jpg そして、偶然に出会った「ホツマツタヱ」
(ホツマはホンマ、ツタヱは伝え=本当の伝え)

古代文字で書かれていたのは、古事記や日本書紀以前の日本固有の伝承、言霊のこと。その「ホツマツタヱ」の解読に没頭することが、鳥居氏の独自の美意識を生み育て、それが緊張感の高い作品世界へ昇華されている。何も知らない私が最初に作品から感じた“神”は、そういう鳥居さんの魂から導き出されたものだったのですね。



「ホツマツタヱ」は自己の解放に繋がり、世界はひとつだということを教えてくれた。だから何かそこに“日本の役割(お役目)があるのではないか”と感じている。吉野にある子守り神社のこと。伊勢神宮の依頼で描いている2012年、遷宮行事の絵のこと。ウクライナ国立美術館で開催された日本人初の展覧会のことなど、鳥居さんの豊富な話題は尽きることがありませんでした。

     ・どうして、日本を“日のいずる国”と云うのか。
     ・日の出と赤ん坊が生まれるエネルギーは同じ。
     ・赤は太陽=男、白は月=女、伊勢神宮の伊は女(イモ)、勢は男(オセ)。
     ・伊勢神宮は男と女の道を説く場所。伊勢物語は男女の恋のやりとり。
     ・遠くアフリカの部族のものと酷似している古代の伝承。
     ・ウクライナの人々を通して感じる数々の共通点。


神社の参道はお母さんの産道。お宮は子宮(こみや)、神社は病院であり美術館だから、神社の美意識を心に写し取って欲しい。最高の美を感じること。理屈は後からついてくるから。。。。そしてさりげなく云われた言葉、“高い美意識がないと高い芸術性は生まれないから、画家に学問は必要ですよ”。鳥居さんは大切なことを、にこやかにさらりと話してくださる方でした。           

毎日欠かさずにすること!自作の庭を眺めながら、鯉に餌をあげること。夢は?やまと大学(学校)を作って日本文化のルーツを教えること。大切にしている言葉は?“和わす”(やわす)心をやわす。心を柔らかくするという意味。「ホツマツタヱ」の最高の教えで、その心が最高のものを創っていくということに繋がる言葉です。

 
              好きな音楽は?
      
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Maria 〜ブラームス交響曲第3番第3楽章より〜 谷村新司
     060.gifA HAZY SHADE OF WINTER(冬の散歩道) Simon&Garfunkel
     060.gif道成寺(どうじょうじ)中井智弥岩田拓也
      (ウクライナ美術館展覧会のために作曲された曲)
              
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by crossroadmidori | 2009-04-17 18:30 | 2009.04.17〈鳥居礼〉

サウンド・イン・クロスロード!   

      誰にでもある心に秘めたドラマ! 人生のクロスロード!

      はじめまして。望月みどりです。

  ゲストをお迎えして「人生の節目」を中心にお話をお伺いするトーク番組。
  「サウンド・イン・クロスロード」でパーソナリティーを努めています。
       
 誰もが人生で差し掛かるいくつもの交差点。立ち止まり、歩んできた人生の道。
   出会った人、場所、音楽。こころの葛藤。家族や周囲の人たちとの心の絆。
           元気づけてくれた音楽、、、。 

  語られるエピソードには、どのお話にも暖かい感動があり、笑いあり、涙あり。
    あなたの“前へ進もう”という気持ちをそっと後押ししてくれるはず。
           ぜひ遊びにいらしてくださいね。

         番組「サウンド・イン・クロスロード」
         放送時間:毎週金曜日午後6:00〜6:30


               K・MIX
               78.4MHz
          
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by crossroadmidori | 2009-04-14 01:14 | はじめまして!